知っ得! 神か?仏か?うーんどっち??
いざ神頼みというときにあなたはどこへ参詣しますか?神社なのかお寺なのか意外とよくわからないものだったりします。
しかもお寺の境内にお稲荷様がまつられていたりすると神道と仏教の境い目が???になるかと思います。
当初六世紀に伝来した仏教は国を治めるための「学問」として朝廷の保護のもと全国にひろまりました。
本来の仏教は、無常を知り、偏った考えを捨てて中道を生きるという個人の悟りに重きをおいた人間中心の宗教です。しかし、日本では誰もがその教えを理解できたわけではありません。
伝来当時、仏の観念が根本的に誤解されていたため仏教は日本化される必要がありました。仏教も神道も他者を受け入れ、融合し協調することをよしとします。
そうして盆や彼岸に先祖の霊を供養するという習慣や思想は仏教が祖霊信仰を取り入れ変化していったあらわれなのです。日本人にとっての仏とは仏教の開祖・釈迦である以前に八百万の神に近い存在として受け止める思想が長く受け継がれたのです。
また、仏教は当時の自然科学や先端技術とともに伝来したので僧侶は最先端の学識を身に付けていました。
そうした僧侶を神社が雇いいれ、その知識を活用して布教につとめました。この神仏習合のうごきは神道のもつ柔軟性が大きく影響していると考えられます。